万葉集
・・第9巻・・ |
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1687番 |
柿本人麻呂朝臣
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白鳥(しらとり)の 鷺坂山(さぎさかやま)の |
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1695番 |
柿本人麻呂朝臣
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妹(いも)が門(かど) 入(い)り泉川(いづみがは)の |
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1701番 |
柿本人麻呂朝臣
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さ夜中と夜は更けぬらし (弓削献る) |
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1710番 |
柿本人麻呂朝臣
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我妹子が赤裳ひづちて植ゑし田を刈りて収めむ倉無の浜 |
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1711番 |
柿本人麻呂朝臣
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百伝ふ八十の島廻を漕ぎ来れど粟の小島は見れど飽かぬかも |
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1715番 |
柿本人麻呂朝臣
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楽浪の比良山風の海吹けば釣りする海人の袖返る見ゆ |
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1719番 |
川島皇子
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1761番 |
柿本人麻呂朝臣
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三諸の神奈備山にたち向ふ御垣の山に |
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1762番 |
柿本人麻呂朝臣
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明日の宵逢はざらめやもあしひきの山彦響め呼びたて鳴くも |
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1773番 |
柿本人麻呂朝臣
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神なびの 神寄せ板に する杉の |
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1775番 |
柿本人麻呂朝臣
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泊瀬川夕渡り来て我妹子が (舎人皇子献る) |
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1782番 |
柿本人麻呂朝臣
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雪こそば、春日消ゆらめ |
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1783番 |
柿本人麻呂朝臣
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松返り、しひてあれやは三栗(みつぐり)の |
・・第10巻・・ |
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1812番 |
柿本人麻呂朝臣
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ひさかたの天の香具山この夕霞たなびく |
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1814番 |
柿本人麻呂朝臣
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いにしへの 人の植(う)ゑけむ 杉(すぎ)が枝(え)に |
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1894番 |
柿本人麻呂朝臣
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霞(かすみ)立つ 春の長日(ながひ)を |
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1895番 |
柿本人麻呂朝臣
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春されば、まづ三枝(さきくさ)の |
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1896番 |
柿本人麻呂朝臣
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春されば しだり柳の とををにも |
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2009番 |
柿本人麻呂朝臣
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汝(な)が恋(こ)ふる 妹(いも)の命(みこと)は |
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2010番 |
柿本人麻呂朝臣
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夕星(ゆふづつ)も 通ふ天道(あまぢ)を いつまでか |
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2026番 |
柿本人麻呂朝臣
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白雲(しらくも)の 五百重(いほへ)に隠(かく)り |
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2029番 |
柿本人麻呂朝臣
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天の川 楫(かぢ)の音聞こゆ 彦星(ひこほし)と |
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2030番 |
柿本人麻呂朝臣
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秋されば 川霧(かはぎり)立(た)てる |
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2094番 |
柿本人麻呂朝臣
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さを鹿(しか)の 心(こころ)相(あひ)思ふ |
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2095番 |
柿本人麻呂朝臣
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夕されば 野辺(のへ)の秋萩 うら若み |
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2240番 |
柿本人麻呂朝臣
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誰ぞかれと我れをな問ひそ |
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2242番 |
柿本人麻呂朝臣
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秋の野の 尾花(おばな)が末(うれ)の 生ひ靡(なび)き |
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2243番 |
柿本人麻呂朝臣
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秋山(あきやま)に 霜(しも)降(ふ)り覆(おほ)ひ |
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2314番 |
柿本人麻呂朝臣
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巻向の檜原もいまだ雲居ねば |
・・第11巻・・ |
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2351番 |
柿本人麻呂朝臣
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新室の壁草刈りにいましたまはね |
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2352番 |
柿本人麻呂朝臣
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新室を踏み鎮む子が手玉(たたま)鳴らすも |
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2391番 |
柿本人麻呂朝臣
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玉かぎる 昨日(きのふ)の夕(ゆふへ) 見しものを |
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2395番 |
柿本人麻呂朝臣
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行(ゆ)き行(ゆ)きて 逢(あ)はぬ妹(いも)ゆゑ |
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2396番 |
柿本人麻呂朝臣
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たまさかに 我が見し人を いかならむ |
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2417番 |
柿本人麻呂朝臣
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石上(いそのかみ) 布留(ふる)の神杉(かむすぎ) |
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2441番 |
柿本人麻呂朝臣
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隠(こも)り沼(ぬ)の 下(した)ゆ恋(こ)ふれば |
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2455番 |
柿本人麻呂朝臣
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我(わ)がゆゑに 言(い)はれし妹(いも)は |
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2456番 |
柿本人麻呂朝臣
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ぬばたまの 黒髪山の 山菅(やますげ)に |
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2461番 |
柿本人麻呂朝臣
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山の端(は)を 追ふ三日月の はつはつに |
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2467番 |
柿本人麻呂朝臣
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道の辺(へ)の 草深百合(くさふかゆり)の |
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2368番 |
柿本人麻呂朝臣
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たらちねの母が手離れかくばかり |
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2369番 |
柿本人麻呂朝臣
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人の寝(ぬ)る味寐は寝ずてはしきやし |
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2394番 |
柿本人麻呂朝臣
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朝影に我が身はなりぬ玉かぎるほのかに |
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2469番 |
柿本人麻呂朝臣
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山ぢさの 白露(しらつゆ)重み |
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2474番 |
柿本人麻呂朝臣
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山菅(やますげ)の 乱(みだ)れ恋(こひ)のみ |
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2475番 |
柿本人麻呂朝臣
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我が宿の 軒(のき)にしだ草 生ひたれど |
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2480番 |
柿本人麻呂朝臣
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道の辺のいちしの花の いちしろく |
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2481番 |
柿本人麻呂朝臣
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大野(おほの)らに たどきも知らず |
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2482番 |
柿本人麻呂朝臣
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水底(みなそこ)に 生(お)ふる玉藻(たまも)の |
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2490番 |
柿本人麻呂朝臣
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天雲(あまくも)に 翼(はね)打ちつけて |
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2491番 |
柿本人麻呂朝臣
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妹(いも)に恋(こ)ひ 寐(い)ねぬ朝明(あさけ)に |
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2495番 |
柿本人麻呂朝臣
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たらつねの 母が養(かふ)ふ蚕(こ)の |
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2513番 |
柿本人麻呂朝臣
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鳴る神の 少し響(とよ)みて さし曇り |
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2514番 |
柿本人麻呂朝臣
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鳴る神の 少し響(とよ)みて さし曇り 雨も降らぬか |
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2634番 |
柿本人麻呂朝臣
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里遠み恋わびにけりまそ鏡面影去らず夢に見えこそ |
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2776番 |
柿本人麻呂朝臣
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道の辺(へ)の 草を冬野に 踏み枯(か)らし |
・・第12巻・・ |
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2858番 |
柿本人麻呂朝臣
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妹(いも)に恋ひ 寐(い)ねぬ朝明(あさけ)に |
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2862番 |
柿本人麻呂朝臣
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山川の水蔭(みかげ)に生(お)ふる山菅(やますげ)の |
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2951番 |
柿本人麻呂朝臣
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海石榴市(つばいち)の 八十(やそ)の街(ちまた)に |
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3098番 |
紀皇女
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海石榴市(つばいち)の 八十(やそ)の街(ちまた)に |
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3127番 |
柿本人麻呂朝臣
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度会(わたらひ)の 大川の辺(へ)の |
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3129番 |
柿本人麻呂朝臣
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桜花(さくらばな) 咲きかも散ると |
・・第13巻・・ |
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3309番 |
柿本人麻呂朝臣
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物(もの)思(も)はず 道行く行くも 青山(あをやま)を |
・・第14巻・・ |
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3417番 |
柿本人麻呂朝臣
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上(かみ)つ毛野(けの) 伊奈良(いなら)の沼の |
・・第16巻・・ |
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3816番 |
穂積皇子
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家にありし櫃にかぎさし蔵めてし恋の奴のつかみかかりて |
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3608番 |
柿本人麻呂朝臣
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天離る鄙の長道を恋ひ来れば明石の門より家のあたり見ゆ |
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3609番 |
柿本人麻呂朝臣
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武庫の海の庭よくあらし漁りする海人の釣舟波の上ゆ見ゆ |
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3610番 |
柿本人麻呂朝臣
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安胡の浦に舟乗りすらむ娘子らが赤裳の裾に潮満つらむか |
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3611番 |
柿本人麻呂朝臣
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大船に真楫しじ貫き海原を漕ぎ出て渡る月人壮士 |
・・第18巻・・ |
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4057番 |
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4058番 |
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・・第19巻・・ |
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4268番 |
孝謙天皇
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この里は 継ぎて霜や置く 夏の野に |
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4269番 |
聖武天皇
(首皇子)
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よそのみに見ればありしを今日見ては年に忘れず |
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4271番 |
藤原八束
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松蔭(まつかげ)の 清き浜辺に 玉(たま)敷(し)かば |
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2467番 |
柿本人麻呂朝臣
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里遠み恋わびにけりまそ鏡面影去らず夢に見えこそ |
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2467番 |
柿本人麻呂朝臣
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里遠み恋わびにけりまそ鏡面影去らず夢に見えこそ |
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2467番 |
柿本人麻呂朝臣
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里遠み恋わびにけりまそ鏡面影去らず夢に見えこそ |
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2467番 |
柿本人麻呂朝臣
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里遠み恋わびにけりまそ鏡面影去らず夢に見えこそ |
・・第20巻・・ |
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4293番 |
元正天皇
(氷高皇女)
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あしひきの山行きしかば山人の我れに得しめし |
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4437番 |
元正天皇
(氷高皇女)
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霍公鳥(ほととぎす) なほも鳴(な)かなむ |
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4448番 |
橘諸兄
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紫陽花(あじさい)の八重咲く如く 弥(や)つ代にを |
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4479番 |
氷上大刀自
(氷上娘)
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朝夕に音のみし泣けば焼き太刀の利心も我れは |
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4508番 |
中臣清麻呂
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高圓(たかまど)の 野辺(のへ)延(は) |
・・その他・・ |
懐風藻 |
0001番 |
大友皇子
(弘文天皇)
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皇明(こうめい)日明(ひつき)と光(ま)らい |
懐風藻 |
0002番 |
大津皇子
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