倭媛王

人はよし 念ひやむとも 玉蘰
  影に見えつつ 忘らえぬかも
       
                 万葉集第2巻 149番




原文
 天皇崩後之時倭大后御作歌一首
人者縦 念息登母 玉蘰 
影爾所見乍 不所忘鴨
 
現訳
人は思いあきらめて思う事が出来ても
私は天皇の面影が浮かんできて忘れる事などできません







・補足・
天武天皇崩御後、殯の時に読まれた詩と思われる。
天皇が臨終際に詠んだ詩         万葉集第2-147番
同時期に詠んだ詩            万葉集第2-148番
同時期に額田王が詠んだ詩        万葉集第2-151番
陵に納められる時に詠まれた詩      万葉集第2-153番






 表紙   万葉集   倭媛王