中皇命

我が背子は 仮廬(かりほ)作らす 草(かや)なくは
小松が下の 草(かや)を刈らさね
       
                 万葉集第1巻 11番




原文
 中皇命徃于紀温泉之時御歌
吾勢子波 借廬作良須 草無者
小松下乃 草乎苅核
 
現訳
あなたの仮宿の萱がないのでしたら
どうぞこの小松の下の萱をお刈りなさい







・補足・
 




 表紙   万葉集   中皇命