中皇命

たまきはる 宇智の大野(おほの)に 馬並(な)めて
朝踏ますらむ その草深野
       
                 万葉集第1巻 4番




原文
 天皇遊猟内野之時中皇命使間人連老獻歌 反歌
玉尅春 内乃大野尓 馬數而
朝布麻須等六 其草深野
 
現訳
宇智の広々とした野に馬を並べて 
朝の大地を踏んでおられることでしょう その草深い野を







・補足・
万葉1-3 反歌
 
宇智

奈良県五条市あたりの山野




 表紙   万葉集   中皇命